4月27日の青空レストランで紹介された鰻の名店「うなぎ松川」をご紹介。
岡谷市のウナギの歴史を学んで食べる鰻はまた一塩だと思います。
今晩のおかずはウナギに決まりですね。
岡谷市の天然ウナギが絶滅した理由
天竜川におけるニホンウナギの歴史を調べてみました。
上伊那郡誌自然編において、ウナギは、「自然湖河のウナギはアユとともに天竜川はもちろ ん三峰川等の支流にも普通に見られ、産卵のため川をくだるときに梁で大量に捕獲されたとされています。
しかし昭和10年(1935)下伊那に門島ダム(泰阜発電所)が完成し、その魚道不完全のため、自然産ウナギをほとんど失い、さらに平岡ダムには魚道が全くないために自然湖河は完全に消失してしまい、現在は放流によってその生産を保つのみとなった。」と書かれています。
ウナギは、主に川や湖などの淡水域で成長し、海で産卵する、「降河回遊魚(こうかかいゆうぎょ)」と呼ばれる魚です。
数年間にわたり、川や湖で過ごした後、産卵場所となる海をめざします。
ニホンウナギは、日本の川からフィリピン近海の海まで移動し、産卵する種もあれば、熱帯に分布するビカーラウナギのように、生息地の川の河口に比較的近い海域で産卵すると考えられています。
これがダムによって海との行き来を遮断された天竜川のウナギが絶滅した理由です。
名店「うなぎ松川」
提供するのは、常に良いものを見極め産地から直送する国産ウナギとのこと。
一度蒸すことで余分な脂を落とし、ふっくらと焼き上げられたウナギは、自家製ダレとも相まって上質な味わいのようだ
炉亭の座敷や庭、トイレは一見の価値があり。
古民家改装で雰囲気がありますね。
店内は広く開放的、小上がりの大座敷とたたきの上で共にテーブル席です。
メニュー
うな重 吟せん
うなぎは背開きで蒸しを入れてから焼く関東風です。
タレは、甘い醤油と甘い味噌の相盛りです。
わさびが添えてあり、さっぱりともたれずに美味しく頂けます。
すまし汁や箸休めの浅漬けがバランスの良い塩加減。
ひつまぶし
混んでいることが多いですが、その美味しさは抜群ですね。食べごたえがありつつ、グチャッとした感じがないのは嬉しいポイントです。
アクセス
店名:うなぎ松川
予約・お問い合わせ:050-5890-7800
予約可否:予約可
住所:長野県岡谷市川岸上1-20-3
交通手段:岡谷駅から徒歩15分
営業時間:11:00 – 14:30 17:00 – 20:00 ※定休日:なし
支払い方法:カード可(VISA、Master、JCB)、電子マネー不可、QRコード決済不可
席数:56席 ※個室/有(2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可)
駐車場:有
公式アカウント:https://www.facebook.com/manabu.ouchi.79
まとめ
信州一大きな湖、諏訪湖の周囲には観光やグルメスポットが集中しており、家族みんなで楽しめる思いでづくりにはもってこいの場所。ゴールデンウイークの場所としても是非とも押さえておきたい場所の一つ。
豊かな水をたたえ、諏訪人の営みに溶け込む風景として愛され、季節、時間によって様々な情景を見せてくれるその姿は諏訪の象徴とも言える。
アクティブに体を動かすも良し、センチメンタルに時の移ろいを眺めるもよし。
鰻を堪能しつつ岡谷市を満喫してみては如何でしょうか。
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